一夜明けて・・・

 
 昨日は本当に楽しい1日でした。
 スケジュール的には相当厳しかったんですが、でも、健ちゃんの顔も見れたし、
 映画もじっくり見れたので、リフレッシュ出来ました。
 そうそう・・・
 池袋での挨拶の時の話しにビックリでしたw(°o°)w


 完全にネタバレしてますから、まだ映画を見てない方や、ネタバレが嫌な方は
 要注意でお願いします<(_ _)>




 2度目を見る時のポイント・・・
 みたいな質問をされた健ちゃんが、答えていた、あやが「こんな事なら同窓会なんて・・・」
 って言っているシーン。
 武がそのあやを見つめているんですが、その目の奥に深い憎しみを感じたんですね、私。
 それに気づいたのが、やはり、2回目を見た時で、娘にもその話をしたんですよ。
 あやの前に、もう1人殺されたノブに対しても、同窓会の時に学校の裏庭あたりで、
 親指さがしを再度やった後、去ってゆくノブを見つめる目にもやはり憎しみを感じました。
 これに気づいたのは何故か1回目。
 なので、この辺りから、もしかして、犯人は武なのでは・・・と思った次第なんです。


 今回の映画は特に2回見ると、色々な事が繋がって行く映画ですよね。
 健ちゃんも言ってましたが、武のスイッチが入る時とかもわかるし・・・。
 ちえちゃんの心の闇も・・・何故1人だけずぅ〜っと暗い顔をしているのか・・・も
 結末を知った上で見ると感慨深いものがありますし・・・。
 ノブは由美子ちゃんを好きだったんだろうな〜って、かつて由美子ちゃんと一緒に遊んだ公園で
 ブランコを見つめている目を見ればそう感じるし・・・。
 武はもちろん由美子ちゃんを好きだったんだろうし・・・そんな風にみんなから好かれている
 由美子ちゃんに対して、あやは嫉妬してたんだろうし・・・。
 ちえちゃんも武の事を好きだったんだろうけど、由美子ちゃんに先に言われてしまったら
 自分は言えなくなっちゃったんだろうな〜って思ったり・・・。
 ともひさは、ずっとちえちゃんの事が好きだったんだけど、あの事件を境に、
 暗く深い心の闇に入り込んでしまったちえちゃんを助けたいけど助けられず・・・。
 でも、最後の最後に救えたんじゃないかな・・・なんて思ったり・・・。


 武も・・・
 あんな姿かたちになってしまっていたけれど、最後の最後に由美子ちゃんを見つける事が出来て
 8年間の闇から、やっと抜け出せたんだろうな〜って思うと、本当に切なかったし・・・。
 結末は本当に悲しくてやり切れない思いで一杯だったけれど、たまたま由美子ちゃんが
 隠れようとしていた場所が悪くて、足を踏み外してしまう様なそんな事故が起きなければ・・・
 そして、あんな見つかりにくい場所に落ちてしまわなければ・・・
 あの時一緒にいたメンバーはもっと違う人生が歩めたんだろうし・・・。
 もちろん、武が罪を重ねる事もなかったのに・・・。
 ほんの一瞬の出来事で、沢山の人の人生の歯車が狂ってしまう物なんだなぁ〜と
 つくづく考えさせられました。
 

 本当にこの映画は見る度に色々な思いが頭を巡り・・・、自分が生きて来た分だけ、
 色々な出来事がある訳で・・・。
 自分の人生を振り返ったりもして・・・。
 何だか、センチメンタルな気分にさせられるのですが、幼い頃とか若い頃とか、
 何に対しても諦めるとか考えなかった頃の事を思い出させてくれて、
 何だかわかりませんが、心が洗われる気がするんです。
 大人になる事は諦める事・・・と智久が言ってますが、そうなりたくないと思ってたけど
 そうやって諦めて生きて来た部分も沢山ありますよね〜。
 大人になると、これは無理・・・ってやっても見ないうちから判断したりして・・・。
 あ〜私も知らない間にそう言う大人になってるんだなぁ〜って事も思い知らされたし。


 うわ・・・
 つらつらと書きなぐっておりますが・・・。
 語り出したら止まらない・・・って感じで・・・f(^_^;
 みなさんの感想も是非聞かせて下さいね♪