三宅健のラジオ 8月21日放送分 第72回目・・・


 え〜っと・・・
 大変御無沙汰していた健ちゃんラヂオのレポなんですが・・・
 取り敢えず、21日放送分は完成しました。
 いや〜、この回はですね、熊澤監督がゲストだったので、2人で御喋りしてて
 長い長い・・・(・・、)
 読み応えありますよぉ〜〜〜〜。



  • オープニング

 ラジオネーム【なみこさん】から頂きました。
 「健くんこんばんは。健くんのラヂオいつも楽しく聴かせて頂いてます。
 (ありがとうございます)もうすぐ健くん主演の映画『親指さがし』が公開されますね。
 どんな映画になっているのかとても楽しみです。ところで『親指さがし』にちなんで
 健くんの親指の長さを教えて下さい。ちなみに私はえ〜6cm位でした。」

 はい、じゃこれ・・・計りますよ。え〜っと僕は〜・・・え〜6.3センチ・・・です。
 はい!6.3センチとゆ〜事で。三宅健のラヂオ


 さて、今日はわたくし三宅健が主演致しました映画『親指さがし』が今週、
 26日土曜日から全国で公開されると言う事で、今日は何とホントに久方ぶりの
 ゲストの方をお呼びしております。『親指さがし』の脚本・監督を務めて頂いた、
 熊澤監督に今日はお越し頂いております。

 け「こんばんは」

 く「あ・・・こんばんは。熊澤です、監督の。よろしくお願いしま〜す。」

 け「ちなみに熊澤さんもあの〜親指〜が何センチかちょっと計ってみて下さい。」

 く「これどっから計ればいいんだろうねぇ?」
 
 け「いや、先っちょからぁ〜この根本んとこまでですね〜。」

 く「どこの根本?」

 け「ここら辺ぐらい・・・。このぐらい。何センチぐらいですか?」

 く「5.5!」

 け「ほえ?短いぢゃん。」

 く「短い短い」

 け「え?計るとこ、間違ってないですか?合ってます〜?」

 く「あ・・・6cmぐらいあるか。6cmぐらい。」

 け「みんな6cmぐらいなんですね。はぁい。え〜僕も、監督もま、6cmぐらいだと言う事が
   わかりました。はぁい。じゃ〜え〜あの〜熊澤さんをですね〜今日はちょっと
   どんな方かラヂオを聴いているみなさんに紹介して行きたいと思うんですけど〜
   え〜監督は、え〜愛知県生まれ。愛知県生まれなんですか?せ・・・あの〜、監督。
   先生って言おうとしちゃった・・・監督!」

 く「クククク・・・・名古屋市生まれです。」

 け「名古屋市生まれ」

 く「はい。」

 け「へぇ〜〜〜〜。大学時代から自主映画を監督し、92年にポニーキャニオンに入社。
   すんごい詳しく書いてあるな、コレ。え〜ま、ちなみに〜あれですよね?その〜監督が〜
   脚本を手がけたのが〜あおいゆうちゃんの〜え、初主演作の『ニライカナイからの手紙
   ですよね?」

 く「そうですね。」

 け「で、長編は〜今回の今年の夏公開される、わたくし三宅健の主演映画が、2本目と
   ゆ〜事で。」

 く「そうですね。2本目ですね。」

 け「2本目ですよね。これ、みなさん『ニライカナイからの手紙』見てない方、是非ともこれ
   見て下さい。メチャクチャいい映画ですから。」

 く「是非見て下さい」

 け「はぁ〜い、ホントに。僕はこの映画見て絶対この・・・人ならだいじょぶだってあの〜
   思ったんで〜」

 く「ははは・・・何が大丈夫なの?」

 け「いや、大丈夫だと思って〜『親指さがし』・・・あの〜絶対いい映画になるだろうなって事を
   確信したので。」

 く「あ・・・ありがとうございます。」

 け「はい。あの〜まぁみなさん、このラヂオを聴きながら、熊澤さんの声を聴いてすでに
   わかっていると思うんですが、え〜ホントに温厚な方で、ホントにね〜あのぉ〜
   優しさのかたまりみたいな人なんですよ、ホントに。」

 く「そんなことないよ」

 け「ホントに、この声が全てを物語ってると思いますよ。現場でもね〜ホントに優し〜く、
   優しく僕に接して下さって〜ホントにいい監督です。」

 く「ありがとうございます。褒めて頂いて。」

 け「はぁい。何か・・・何かよそよそしいじゃないですか〜」

 く「いや〜緊張するよね〜」

 け「僕も実は緊張してるんですけどね〜。だいじょぶかなぁ〜?この心臓の音〜
   電波に乗っちゃってないかなぁ〜?ドキドキしちゃってんだけど・・・。
   何か・・・何かヘンなもんですよ。」

 く「ヘンなもんですね〜」

 け「ブースん中に入って〜ヘッドホンをしてこ〜喋ってると〜それがちょっと
   緊張しますよね〜」

 く「いや〜相当緊張しますね〜」

 け「こ〜監督、そんな緊張し〜じゃないですよね〜?」

 く「いや・・・緊張し〜ですよ」

 け「え?舞台挨拶とかはこ〜緊張しますか?

 く「いや〜相当緊張してますよ。この間の完成披露の時ね。・・・浴衣着てね〜。」

 け「浴衣着させられて・・・。」

 く「そう。着させられて〜」

 け「ちょっとこ〜あの〜監督が〜、借りて来た猫みたいになってて〜僕は
   可愛いなって思ってたんですけどぉ〜」

 く「だから緊張してたんだよ〜」

 け「そうですね。ちなみに僕は〜この日ですね、浴衣、あの新しく作りまして〜。
   あれは僕自前の浴衣でございます。た・・・縦のストライプの浴衣だったんですけど〜
   実をゆ〜とですね〜まぁ〜全く見えてないんですけど〜裏地は〜あのぉ〜〜〜
   全然違う柄で、ま、あの菖蒲の柄ってあるんですけど〜日本の菖蒲ってゆ〜柄が。
   それが裏にあの〜入ってたんですけどぉ〜あの〜めくる事がないんで、
   全く見えないってゆ〜。まぁ〜江戸・・・江戸でゆ〜昔のね、昔〜の、こ〜見えない
   おしゃれってゆ〜粋なおしゃれですよ。だから完成披露やってる時に〜こ〜チラチラ
   こ〜見せ様とはしてたんですけど、誰にも伝わってなかったみたいで〜はい、
   見えてない着物ですけど。監督の浴衣はあれは〜どこで〜?」

 く「当日〜当日にこれ着て下さいって言われて〜」

 け「言われて〜(笑)監督〜浴衣とか持ってるんですか?」

 く「持ってないですね〜」

 け「奥さんと〜」

 く「普通、浴衣着ないですよ」

 け「奥さんと〜浴衣着て下さいよ〜」

 く「はい、わかりました〜」

 け「いや、浴衣いいですよ、浴衣。」

 く「ね〜着てみるとね〜意外と、こんないい物だったんだ〜って言う。」

 け「最近、僕はあの〜和物が・・・前から好きなんですけどぉ〜。この番組〜を通して
   色々やったりとかして〜ますます好きになりましたけども〜。」

 く「夏だしね〜いいね〜和物はね〜。」

 け「もっとこ〜若者に〜こ〜浴衣とか着物を着る機会が増えるといいなと思ってて〜。
   ・・・とゆ〜訳で、監督、今日は30分、よろしくお願いします。」

 く「こちらこそよろしくお願いしま〜す」



 さてえ〜今日はですね、わたくし三宅健が主演致しました映画『親指さがし』が、
 え〜今週の26日土曜日から全国公開されるとゆ〜事で、
 え〜≪『親指さがし』公開直前スペシャル≫と題しまして、え〜今日は監督に色々、
 え〜『親指さがし』の事を・・・について、お聞きしたいと思います。


 く「よろしくお願いしま〜す」
 
 け「よろしくお願いします。あの〜まぁ、公開前なので〜あの〜全く〜予備知識のない方も
   いらっしゃると思うので、これを聴いている方々が、・・・の為にもですね、監督から、
   どんな映画なのかとゆ〜事をちょっと・・・一言で、あの〜語るには凄く難しいと
   思うんですけど〜、一言・・・どころか、もうホントに、え〜二言も三言も一杯喋ってもらえると
   嬉しいんですけど〜」

 く「え〜健くん達・・・の小学校6年生時代。え〜『親指さがし』ってゆ〜ちょっとした、変わった、
  心霊遊び・・・をやった6人のメンバー、その内の1人がいなくなっちゃうんですよね。
  12歳の時に。で、8年後の二十歳の時にまたそのメンバーが再開して、え〜『親指さがし』って言う
  ゲームをもう1回やって見ると。え〜もう1度やった事によって、え〜お話は意外な方向に・・・、
  予想外のお話にどんどん進んで行くと言う、リアルサスペンスホラーですかね?」

 け「・・・ってゆ〜ストーリーですよね。はい。監督はど〜して〜この〜作品をやろうと
   思ったんですか?」

 く「やっぱりね、その『親指さがし』ってゆ〜遊びに似た物をね、みんな子供の頃とかね〜
  こ〜ちょっと怖い物見たさでやっていた時期はみんなあると思いますけども〜。う〜ん、
  何かその入り口が凄い面白かったのと〜その〜何だろう、1人いなくなってしまったって事で
  生まれるその〜罪悪感と言うか心のお話って言うのが凄い面白いなってゆ〜風に思ったんで〜
  やってみようと、はい。でもね、結構お話的にはホラーって今言っちゃいましたけど、
  ホラーじゃないんですよね。」

 け「そうですよね。ホラーじゃないですよね。」

 く「全然ホラーじゃないんですね。」

 け「元々その〜あの〜山田悠介さんの〜作品はホラーなんですけど〜」

 く「そうですね、原作はそうですけど〜。怖いホラーでしたね〜。」

 け「そうですよね。怖いですよね〜。多分、原作読んだ方はもうこれを映像化したら
   どんな・・・一体どんな事になっちゃうんだろうって多分思うんだと思うんですけど〜。
   でも〜映画はちゃんと映画版になってますよね〜。」

 く「そうですね〜。あの〜その友達がいなくなっちゃった事って言う事件に対して・・・の
  それぞれの思い。特に主人公の健くん演じる武の切ない思いがこ〜映画の一番の軸に
  あると言う、結構切ないお話ですよね、ホントにね。」

 け「いや、凄く切ないと思います。1番伝えたかった事ってゆ〜のは、ま、これ言っちゃうと〜
   凄くあの〜あれだと思うんですけど〜。」

 く「難しいですよね。何かあの〜大人になるってどう言う事なのかなみたいな、ね。
  こ〜見終わってちょっとそれぞれ何となく考えてもらえれば嬉しいな〜みたいな。
  そんな事は凄い思ってましたけどね。」

 け「いや〜もう、それはもう、見た人はみんな感ずると思うんですけど。」

 く「だといいんですけどね〜」

 け「いや・・・僕は実際に〜そう思いましたけどね〜。」

 く「はい、ありがとうございます。」

 け「で、ちなみにですね、共演者の方々・・・どう言った方が出演しているかと言いますと、
   伊藤歩さん、松山賢一くん、永井流奈ちゃん、え〜尾上ひろゆきくん、え〜佐野史郎さん、
   手塚里美さんなど、など・・・なんですけども、監督あの〜それぞれの印象など。」

 く「それぞれの印象。いやみんな〜仲良かったよね〜。」

 け「仲良かったですね〜(笑)」

 く「ね、歩ちゃんとマツケンと、永井流奈さんと尾上ひろゆき・・・ひろ・・・と健くんでえ〜
  同級生の・・・1人いなくなっちゃった女の子がいる、残された5人と言う事で、
  ホントに仲良かったよね〜」

 け「仲良かったですね〜」

 く「初対面なのに。ね〜ほとんどみんなね。」

 け「ホントに〜最初のシーン・・・を、かわきりにと言うか、1番最初の5人集まったシーンで、
   いきなし仲良くなってましたよね〜。」

 く「ね〜ちょっとビックリしましたね〜。多分ね〜リーダーのお陰でしょう。」

 け「いやいや、また、そんなことを・・・」

 く「健リーダーの・・・(笑)」

 け「いやそんな事ないですよ。僕はなんもしてないですから。えぇ〜〜〜いやでもホント、
   ビックリするくらい仲良かったですよね。」

 く「ね〜。で、他にも佐野史郎さん、手塚里美さん。」

 け「佐野さん面白かったな〜。いや、佐野さん凄い面白かったのは、佐野さんのあの
   目つきとか、こ・・・怖いんですよね。怖かったな〜。何か、凄いですよね、
   手塚さんも凄いし〜。」

 く「そう。あの〜やっぱり佐野さんと手塚さんのお芝居がね〜なかなか・・・。
  いいっすよね〜。」

 け「やっぱりベテラン勢の方々が、こ〜やっぱり締める所は締めてくれてるってゆ〜
   映画ですよね〜。ホントに・・・手塚さんとかもな〜凄かったもんな〜。
   汗かかないからな〜。」

 く「あんだけ暑かったのにね。」

 け「凄いですよね〜。僕がもうホントにもう〜すんごい汗をかいて〜汗だくで、
   Tシャツもすぐ替えなきゃいけないって言う状態の中〜で〜部屋で撮影を
   してたんですよ。一軒家で。冷房も〜あの〜音が煩いんで、止めちゃってて〜
   そしたら僕ダラダラなのに〜、手塚さんはほとんど汗かいてなくて〜どうやって・・・
   何で汗かかないんですか?ってゆったら〜あの〜止めるのってゆってましたね〜。
   止まるんだ・・・と思って。暑くないと思えば止まるよって言われて・・・。
   いや〜でも暑いですよねって話をしてたんですけどね。やっぱり女優さんって
   素晴らしいなって思いましたよ。」

 く「恐ろしいですね、女優さんはね」

 け「凄いですよね。」

 く「真似出来ません(笑)」

 け「水の・・・自分の体中の水分のコントロールはハンパじゃないですからね。
   涙から汗止めるは、な・・・汗を涙に変えるみたいなね。凄いなぁ〜。
   はい。監督は〜子供の頃とかホラー映画とか良く見てました?」

 く「見てないですね〜。全然見てないですね〜。」

 け「でも、あの〜長編、2作目で作るホラー映画ですよ。」

 く「だからホラー映画じゃないんだって!」

 け「ホラー映画じゃないんですけどぉ〜、題材が・・・ってか、ま、原作が?」

 く「あ〜ま、そうですよね。うんうん。あの〜ゴジラとか見てましたね。
  怖かったですね、出て来ないゴジラが。こ〜足音だけが・・・ダンダンって
  聞こえて来てて・・・。」

 け「へぇ〜〜〜今〜監督・・・」

 く「もう今年39歳ですね。」

 け「あ〜39歳。39歳に見えないんだけどな〜。若いんですよ。」

 く「ありがとうございます」

 け「監督は容姿が若くてですね、少年の様な心を持って・・・」

 く「健くんに言われたくないよねぇ〜(笑)」

 け「え?・・・何がですか?僕はもう全然そんなじゃないですから。」

 く「少年の様な純粋なね〜」

 け「いやいやもう〜そんな恐れ多いですよ。えぇ〜〜〜〜何か、
   変な感じだな〜監督と喋ってんのが、ラジオで。
   監督は〜映画・・・をやっていて〜何を1番自分で撮りたいとか
   おさめたいって思うんですか?その記録として?映画と言う物として・・・」

 く「何かね〜やっぱ映画やってて1番面白いなって思ってて、いまだにそれが
  1番面白いってここん所でも思ってるのは〜やっぱり〜その〜役者さんが、
  ま、何回も何回も同じお芝居を要求して撮ったりするんだけども〜
  でも、その時に見せるこ〜唯一のその〜凄い素晴らしい輝く瞬間って言うのを
  こ〜切り取ってくって言うのが面白いよね。それってやっぱライブだから〜
  で〜そん時にこ〜その時しか出来なかったりって言うその瞬間を映像に
  おさめて行くって言うのが1番こ〜共同作業だし役者さんとの、うん。
  1番面白い」

 け「何かホントに何だろう、僕も〜この映画撮ってたじゃないですか。
   今〜そこでやった物をまた〜同じ事やってって言われたら、
   絶対出来ないと思うんですよ。いや、またそれ〜今その1年経ってるから
   違う何かが生まれるかも知れないんですけどぉ〜その当時やってた物を
   また再現して下さいって、凄く、絶対出来ないんじゃないかな〜って」

 く「何かその本番に向けて〜多分積み重ねで、1ヶ月ぐらい前からの
  気持ちも大事だろうし〜、いろんなシーンをやった上で初めて出来るみたいな、
  その瞬間って言うのは。」

 け「何かホントにその時しか味わえないって物言うのを僕は今回の映画で
   凄く感じましたね。」

 く「あ〜ありがとうございます。僕は凄い楽しかったですけどね〜、健くんを
  撮っててね〜。ホントに。」

 け「そ〜言っていわ・・・言って頂けると〜本当に嬉しいです。何かね〜、
   またこれ褒めあいになっちゃうけど〜」

 く「ハハハハハハ」

 け「とゆ〜わけで、今日はですね、完成披露試写会の時にえ〜うちの〜
   スタッフがですね、こっそり取ってきたお客さんのインタビューを
   ここで、お届けしたいと思います。」

 
   【コメントは割愛させて頂きます】 


 け「はい、どうですか〜監督〜。何かあの〜まだ公開もしてないんで〜
   あの〜こんなにリアルに〜見た人の感想聞くのって〜初めてじゃないですか〜。
   ね。質問ですね。お客さんからの質問。《最初と最後の変わって行く感じ。
   僕が〜役柄で気を付けていた事は?》気を付けていた事・・・
   ま〜でも多分これは〜あの〜ファーストシーンってホントに1番最初に
   撮りましたよね。あん時僕は実を言うとホントに、ま〜1番最初のシーンってのもあって
   もちろん緊張してたし〜。だから自分で見た時は何かまだ迷いがあるなって
   自分で思ったんですけどね。」

 く「出来上がったのを見て?うそ〜そんな事ないでしょ。」

 け「いやでもだからやっぱ〜凄くあの〜この映画の撮り方が〜、ま、最初は
   そうだったんですけど〜、最初にもう最後のラストシーン撮っちゃったけど〜
   でも、基本的には順撮りだったじゃないですか〜。ね、あの、シーンごとに
   ちゃんと最初からあ〜の、後半に向かって撮って行くって言うか・・・。
   何かその中で多分・・・何だろう〜そう言うシュチュエーションと
   その武のシュチュエーションて言うのが〜どんどんどんどんその〜
   どんどん悲劇を生んでゆくじゃないですか〜。もがけばもがき苦しむ程。
   ってゆ〜感じが〜その〜自分が回を重ねて行く中で武にどんどんどんどん
   入って行けたってゆ〜事が、より何か〜その最初と最後で
   変わって行く感じってゆ〜のが表現出来てるんじゃないかなって今、
   今、ふっと思ったんですけど〜。だから、何だろう、撮影始まって〜
   どんどんどんどん武になって行ったってゆ〜か、その自分と武ってゆ〜のが
   いたとしたら、どんどんどんどん撮影の終わりに近づいて行くにつれて
   自分てゆ〜もんが、こ〜薄れてくってゆ〜か。消えてなくなっちゃう感じに
   なってったってゆ〜感じが、やってて僕はしたんですけどね。」

 く「は〜それはいいことですね〜。」

 け「ってゆ〜事だと思うんですけど〜。はい。次、どんなの・・・《演じてみて
   1番印象に残ってるシーン》う〜〜ん、まぁ、でも、やっぱり僕は最後の
   シーケンスのあの〜知恵・・・廃ホテルの部屋〜のシーン」

 く「僕もあそこが印象に残ってる。振り向いた健くんの顔がね、素晴らしいよね。」

 け「え〜っちょっとそれ、最後ですか?」

 く「そう最後・・・あの振り向いた・・・」

 け「はい。ホントですか?」

 く「あそこが、是非見て下さいって感じだった」

 け「あそこ〜ね〜だって〜もう〜何だろう、もうホントね、怖いんですよね〜もう。
   監督とは最後の方はもう〜あ〜の、言葉を交わさずしてってゆ〜感じで〜
   で、あの時も〜1回目撮って〜多分今のこれダメかな〜って思ったら
   監督がもう1回ってゆ〜んですよ。ゆって〜今の・・・じゃなくてわかるよね・・・
   みたいな感じんなって来て〜、で〜撮って〜で〜2TAKEぐらいでもう、
   これでOKってなりましたよね〜。」

 く「そうそう。2TAKEでOKだったね〜」

 け「そう、だから、あそこのシーンは僕も凄く印象に残ってて〜」

 く「いや〜あれ素晴らしいよね。大体みんなあそこで〜こ〜納得行くんじゃないかな。
  うん。全てが。」

 け「だから、そこが印象に残ってるシーンです。《え〜原作は読みましたか?》
   あ、読みました。《台本読んだ時どう思ったか》これはですね〜あの〜
   原作読んでいて〜漫画かなんかも読んだのかな?で〜1番最初に〜
   ま、あの監督〜熊澤さんが監督をやるってゆ〜事が決まる前に
   何かもう脚本があって〜僕、読ませてもらったんですけど、その時と〜
   監督〜熊澤さんが熊澤監督が監督をするってゆ〜事が決まってから
   脚本も変わったんですけど〜その時にあの〜1番最初に、熊澤さんが
   まだ手を加える前の脚本を僕は読んでいて〜もっとこうなれば
   いいのになってゆ〜事を〜監督が〜あのホントに僕が思ってた事を
   同じ事をですね、書いてくれて、書き換えてくれていて〜で〜
   初めて監督と〜逢った時に〜あの〜その話をしたら〜監督がこれを書いたって事を
   僕そこで知って〜僕は同じ〜こう言う風になればいいなって思ってたんですよ〜
   ってゆ〜話で〜これまた〜凄い偶然なんですけど〜。」

 く「ビックリしましたね。僕も。」

 け「そうですよね〜」

 く「おぉ〜〜〜〜って思いましたね〜」

 け「ね〜、ホント〜ちょっと何か〜凄いですよね〜」

 く「ちょっとビックリしましたね。」

 け「ビックリしますよね〜」

 く「あの後もっとビックリしましたけどね〜」

 け「いっぱいありますよね〜」

 く「そう言うのどんどんどんどん続いてっちゃうんで・・・」

 け「はい。さぁ、ここで1曲行きたいと思います。この親指さがしの主題歌にも
   なっております、フィリッパジョルダーノさんと言う、あの〜前の
   ローマ法皇ヨハネパウロ2世の前で、え〜この方は歌った事が
   あるそうです。そんな方がですね〜え〜親指さがしの主題歌になっていると
   歌っていると言う事で今日はえ〜この曲を聴いてもらいたいと思います。
   それでは聴いて下さい、フィリッパジョルダーノでオールオンミー。」


  • エンディング

 はい・・・っとゆ〜わけで、もう、アッと言う間のエンディングとゆ〜事でですね〜
 ここで僕達から今日のラヂオをお聞きのみなさんへプレゼントがあります。
 え〜今週の土曜日8月の26日から公開される、わたくし三宅健主演の
 親指さがし・・・の全国特別鑑賞券をペアで5組10名様にプレゼントしたいと
 思います。え〜そして更に外れちゃった人にですね〜ダブルチャンス!
 親指さがし公開記念としてですね、見つかった親指グッズ・・・を
 これ嬉しいかなぁ〜みんな・・・抽選で2名様にプレゼントしたいと思います。
 はい、ちなみに監督が〜考えたわけじゃなくて、ウチのスタッフが
 どうしても・・・とゆ〜事でですね、見つかった親指グッズ、ね〜あの〜
 ホントに僕の言葉だけで伝わってるかどうかわからないんですけど、
 僕はあの〜この親指を目の前にしてるんで〜まぁ〜何とも
 言いがたいんですけども〜。これは届いてからのお楽しみと言う事で。
 監督どうですか?これ。「いや〜これね、いいっすよ〜」
 監督!これホントですか?「うん、ホントにいいと思う。だって。」
 監督がもしリスナーなら欲しいですか?「うん。欲しい欲しい。」
 え〜〜〜〜ホント?「欲しい欲しい。」
 監督がお墨付きを頂いた〜親指・・・ではみなさんお葉書を書いて
 送って下さい。ご希望の方は・・・【割愛します】


 【後はいつもの告知です】


 ってゆ〜わけで、今日は〜親指さがし公開直前スペシャル・・・
 熊澤監督をお迎えしましたが〜来週もですね、監督には来て頂きたいと
 思っております。来週はあの〜映画の裏話などなどを色々お話頂くと思いますので
 よろしくお願いします。
 ・・・とゆ〜わけで、三宅健のラヂオでした。また来週〜♪
 今日のキーワードは、【らりるれろ】の『り』、【リトマス試験紙】の『り』